光を透かす新緑、目に迫る紅葉の赤。明るく鮮やかな色彩………
一般の観光客も入れる森や山野がほとんどだ。
写真家の目はそこに美の一瞬を見いだす。
技法をあえて感じさせない画面からは、シャッターを切った時の感動がそのまま伝わってくる。
すがすがしい森の空気を吸ってきたような気がした。 |
読売新聞 1998年5月31日 読書欄より
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作者の情感を揺さぶった、四季それぞれの樹の姿は、また見る者にも心に訴えてくるものを感じさせずにはおかない。
絵のような美しさ、などと例えたら作者の意に反するかも知れないが、私服の地紋のような、淡い色のカラマツ林や、新緑に紅色の葉の色違いの重なりなど、自然の美を堪能させてくれる。 |
岳人 1998年11月 BOOKS欄より
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私たちの身体には、木にまつわる風景の記憶が、どこかに眠っている。本書を見れば、そんな考えにとりつかれるかも知れない。木のダイナミックな造型と光が醸し出す色彩の、鮮烈でありながら繊細な変化が高い地点でバランスを保ち、力強い画像が生まれている。
著者は、まさに私たちが木に持つ理想的なイメージを本書の中で創造したのだ。そのイメージとは、この風土の中で、日本人が育んだものなのである。 |
| 日本フォトコンテスト 1998年8月号 鳥原学氏 PHOTO BOOKS BILLBOARDより |